阿曽原温泉小屋

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現場が第一!

2023-05-11

写真

なんでキャンプ場に残るのか想像すれば!

今年は雪が少ないとお伝えしていますが、キャンプ場にはそれなりに残っていました。

阿曽原支谷上部~キャンプ場水場~キャンプ場~露天風呂までの雪崩の流れになると想像しているのですが、キャンプ場の広場でデブリが横に広がり大量に残ったのでは?

雪にまみれて角が丸くなった石が混ざっているのは、沢筋で水で角が削られたものが運ばれてきた証拠では??

以前キャンプ場直下露天風呂に至る道まで、押し出されてきた岩も角が丸まっていたし、冬季間の阿曽原付近の航空写真を見ると阿曽原支谷からキャンプ場に向けて雪の斜面が流れている様に見て取れます。ある程度の積雪が有るところへ、急峻な沢の最上部から発生した雪崩が沢の石を引きずりながら積雪面上を下って来た???

(いろいろな痕跡を現場で見て・考えて・想像すると、山を見る眼が変わって山の奥深さが解ると山行が一層面白くなるはず!)

実は携帯電話アンテナを何処に設置するかで業者さんは悩んでおられて・・・二・三年ほど前から何度も調査に来ておられました。

(富山県が黒部キャニオンルート開通に合わせて沿線整備するらしく、仙人谷ダム・作郎合宿 にもアンテナ整備される予定らしく「下の廊下」の下半・「仙人谷」方面は通話エリアが増えるのではないかと)

私的には、雪の押す力の掛からない離れた場所を選ぶか?冬季間にアンテナ部分を撤去して隠しておくか?と提案をしていたのですが、実際に雪が残るキャンプ場を見てケーブルの制約で遠い場所では減衰が大きくなるし、国有林内であることから借地の関係も出て来るしで・・・悩んでおられるみたいでした。

先にも書きましたが何をするにも「現場が第一」ではないかと。

雪の無い時期だけ見て・数値だけ見て・・・いろいろ企画・計画しても、毎年大きく違う自然の大きなパワーや観光地ゆえの混雑・混乱が起きている現場と現実を精査してこそだと。

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