阿曽原温泉小屋

取りあえずは、大丈夫かと!

2019-08-30

写真

白長靴&首のタオルが・・・王子でしょ!

続き。

小型のツルハシと鍬で、堆積した石と土砂を落として道の幅員を広げて整備して来ました。

今年は雪崩が少なかったとお伝えしていますが、例年であれば春先の融雪時期に底雪崩れで崩落するモノが残っていたのでは? 更には、猛暑が続いて乾燥していた斜面が最近の長雨で一気に水を含んで崩れ出したのかもしれません。

この様な地形は落石の通り道なのですから、上部の音に注意しながら素早く通り抜ける事が肝要です。

また写真の様に、草の状態・堆積した石・土砂等を見て新しそうだったら、更に注意が必要と言う事です。

全くの自然落石での遭難事故は、今までの救助活動の中でも白竜峡のハシゴ場で軽傷が一件あっただけです。(内蔵助出合い下流で、死亡事故が有りました。これについては黒部ダム直下で発生した地震の直後で安定していなかったか余震で発生した落石でした)

大概は何かの切っ掛けが有っての落石です。その、切っ掛け・予兆等に気を配っていれば自分の身を守る事に成ります。

※雲切新道を作る際、仙人谷左岸を調査した時に「岩が折り重なった尾根」との話を以前書きましたが、水平道は同じ尾根の裏側に当る訳で同じ様な出来方なのではないかと。(風穴が有ったり、穂高での地震時に巨岩が転落して来たり等々)

阿曽原から仙人ダムに向けて進んだ「権現峠」のトンネル手前が、数年前の冬期に崩落したことがありましたが、赤茶けた岩が折り重なるようにずり下がってのものでした。

言えるのは、この尾根は雲切新道を作った尾根よりも不安定と言う事!(藪に入ってみないと解らない事です)

黒部に入ると言う事は、一般的な山歩きと違った目配り・気配りが必要と言う事です。

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