阿曽原温泉小屋

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人間にはかないません!

2019-07-07

写真

見てほしいのは、丸裸になった雑木です。

前ページの土石流後の、剣沢二股の河原の写真です。

警戒している猿に目が行きがちですが、見てもらいたいのは真っ白に表皮が剥され磨かれたようになった雑木です。

想像するに、大雨で三の窓雪渓・小窓雪渓に集められた大量の水が鉄砲水となって川幅一杯に流れ下った際に、河原に生えていた樹木が水没して土砂交じりの水流に「ゴボウ」を洗うように表皮が剥けてしまったのかと・・・。

実はこの時に、二股の吊り橋の橋脚も流失してしまったので大仏達と仮設の橋を掛けに行ったのですが、河原の様相は一変してしまい、沢の流れる場所どころか川床が大量の石と砂利で上がってしまいコンクリート製の橋脚はどこへ行ったのやら???

水流から離れた河原に生えていた雑木は、軒並み下流になびいて皮が剥されていました。水が少ない時なら3m位の川幅の流れなのに・・・どれだけの雨が降ったのでしょう?梅雨末期は、山に大量の残雪もあって溶け出す量も多かったのでしょうが、それにしても現場から稜線までの距離や流域面積を考えると、どれだけ大量に雨が一気に降ったのか!

山が荒れると、人間には何にもできませんから!

ちなみに、この写真を撮ったのは今年も仙人池ヒュッテに番頭さんで入る予定の「W」さんが写したものです。他の写真も使わせていただいていますが、写真が趣味で仙人池ヒュッテに常連として通ってきているうちに、小屋の手伝いをするようになったとか! 泊る機会が有れば、夕食時にでもお話を聞いて見られれば楽しいかも。

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