阿曽原温泉小屋

冷や汗もの!(危険予知能力?)Ⅱ

2019-03-01

写真

山腹調査中!(黒薙温泉大露天風呂上部)

大仏達は、作業中に斜面から細かな砂・石がポロポロ・サラサラと噴き出すように落ち始めたので???

なんかおかしい・・・? 気持ち悪いからと、崩壊面より下流側の尾根状の灌木帯に全員異動して休憩したところで、さっきまで作業していた崩壊面を一回り大きくしたエリアで大音響と地響きと共に地滑りが発生したとのことでした。

元々の崩壊面上部の灌木帯も流されてしまったので、懸垂下降やザックをデポするために利用していた立木は斜面と一緒に流されてしまっていました。

午前中に私が作業をするためにザイルを掛けていた立木も、直径20㎝余りのシッカリした広葉樹で根も広く張っていたのですが跡形どころか斜面自体が無くなって・・・。ダイブツは、その立木に自分のザックをスリングで固定していたそうですが、個人装備・行動食等々は哀れ祖母谷川の藻くずと成ってしまったのです。

河原に堆積した岩屑の中には全くザックは見えず、降りて探しに行く気に成らないほど大量の岩屑(道路下部の斜面も壊しながら行ったので、10tダンプ5杯以上は軽く有ったかと)が堆積して、もし人間が巻き込まれていたら???ミンチになっていたのではないかと思うと全身から冷や汗が・・・!(ちなみに落ち着いてから汗を拭うと、土煙で肌と鼻の孔は真っ黒に)

危険予知能力?とまでは言いませんが、何か違う!と感じたから事前に非難することが出来たのです。

私自身、午前中その斜面で作業に当っていましたが、そのような兆候は無かったし安心して立木を利用していたのです。時間が経ったら、状態も変わってゆくことも有るって勉強に成りました。

(先の論文で、この辺りの斜面の特性で地滑りが二次的に発生した理屈が分かりました。事前に山を見る目が養われたような気がします)

続く!

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